• 生物部 里山保全活動 「ため池掘り、畑の開墾、竹林整備」

生物部 里山保全活動 「ため池掘り、畑の開墾、竹林整備」

2017.05.19

  • 生物部

5月3日、ゴールデンウィークの晴天の中、埼玉県所沢市にある北野の谷戸で行われた里山保全活動に10名の生徒と参加してきました。

海城生はこの里山保全活動の常連であり、様々な作業を任されます。

休耕田であった場所に水がたまるようにため池を掘る作業をしました。泥だらけになりながら、スコップを使って底の粘土層を傷つけないように土をすくいました。ここに水が溜まることで多くのおたまじゃくしやヤゴの生息場所になります。

休耕していた畑を開墾をする作業をしました。昨年までは竹に覆われていた場所です。竹の地下茎を切りながら作業はかなりの重労働でした。次の活動の時にここに里芋を植える予定です。美味しい里芋が育つと良いですね。

竹林ではタケノコが生えていました。竹林に生えるモウソウチクは分布拡大が早く、雑木林などにすぐに侵入してしまいます。そのため、一定数の竹を間引く必要があります。今の時期は生えてきたタケノコをひたすら掘ることで、分布拡大を防ぎます。生徒達は掘ったタケノコを家に持って帰り、タケノコご飯などにして春の味覚を味わったようです。

生き物を観察したり、自然の恵みを感じられる場所は少なくなってきています。生物部では里山保全に関わりながら、自然を観察し、自然の恵みを体感する活動を今後も続けていきます。

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ため池を掘る作業。足が土にとられて歩くのが大変でした。

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トンビ鍬という開墾用の鍬の使い方を地元の方に教わりました。

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里芋を植えるために開墾を頑張ってくれました!

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ヒキガエルが出てきました。こうして生き物が見られるのがこの活動の魅力です。

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竹林でのタケノコ掘り。美味しいタケノコが採れました!